外壁には寿命があり、さまざまな劣化症状が発生します。定期的なメンテナンスを行なっていても、また外壁リフォームを迎えてしまいます。「張り替え工事が必要と言われた」「外壁リフォームにはどんな種類があるのか分からない」という方へ、今回は外壁リフォーム工事の種類と張り替え工事に着目し、メリット・デメリットなどを、詳しくご紹介します。
外壁リフォーム工事には以下の3つの種類があります。
1.外壁塗装
2.カバー工法(重ね張り)
3.張り替え工事
〈各工事方法の概要〉
1.外壁塗装:
既存の外壁に塗料を塗布する方法で、塗り替えの作業で最もコストが低く手軽です。
2.カバー工法:
既存の外壁の上に新しい外壁を重ねる方法で、主にモルタル、タイル、ALCなどの外壁材の上に軽量の外壁材(サイディング)を取り付けます。
3.張り替え工事:
既存の外壁材を撤去し、下地から新しくする方法で、最も大規模な工事ですが、その分メリットも多いです。
〈張り替え工事のメリット・デメリット〉
◆メリット
外壁の内部まで補修できる
耐震性や耐久性が向上する
◆デメリット
費用がかかる
工期が長くなる
廃棄物が出てしまう
〈まとめ〉
外壁リフォームにはさまざまな種類があり、劣化の進行状態によって必要とされる工事内容が異なります。また、工事内容によって費用も変わるため、まず現在の外壁の状態をしっかりと把握し、必要な工事を選定することが重要です。「張り替え工事」の提案があった場合も、慎重に検討した上で適切なリフォームを行ってください。