普段の生活で屋根はあまり目にすることも、こまめに状態を確認することもほとんどないでしょう。
屋根は家を守る為日々過酷な環境にさらされています。そのため、劣化が進行しやすい場所でもあります。塗装では対応しきれないほど劣化が進んでいる場合には、他の補修方法を検討する必要があります。ここでは、劣化状況に応じた補修方法をご紹介します。
■コーキング補修
コーキング補修は、屋根のひび割れや隙間を埋めるための方法で、主にコーキング材を使用します。この方法は、比較的小さなダメージに対応する際に効果的です。費用は補修箇所の面積や数量によりますが、5〜30万円程度かかります。
・ひび割れや隙間の清掃:補修対象となるひび割れや隙間を清掃し、埃や汚れを取り除きます。
・コーキング材の準備:コーキング材を使用する前に、パッケージの指示に従ってよく混ぜます。
・充填作業:ひび割れや隙間にコーキング材を充填し、専用のヘラやスムーサーで表面を平らにします。
・乾燥・硬化:コーキング材が完全に乾燥し硬化するまで、指定された時間待ちます。
■部分交換
部分交換は、屋根の一部に大きな欠けや割れがある場合の対処方法で、ダメージをうけている部分の屋根材を取り除き、新しい材料と交換します。コーキング補修よりも費用はかかりますが、長期間にわたる効果が期待できます。
・劣化部分の確認:屋根全体を点検し、損傷の激しい部分を特定します。
・既存の屋根材の撤去:損傷がひどい部分の屋根材を慎重に取り外します。この際、下地や防水シートが傷まないよう注意が必要です。
・新しい屋根材の準備と取り付け:新しい屋根材を適切にカットし、取り付けます。既存の屋根材と合わせるために、コーキング材や接着剤を使用することがあります。
・確認と仕上げ:新しい屋根材の取り付けが完了したら、周囲の密閉性を確認し、補修箇所がしっかりと固定されているかチェックします。
■塗装ができない屋根材があります
パミール、コロニアルNEO、ノンアスベストの一部のスレート屋根
これらの屋根は補修や塗装ができない屋根とされています。
このように、屋根の劣化状況に応じて適切な補修方法を選ぶことで、家の安全性と美観を保つことができます。必要に応じて、専門家の意見を参考にしながら、最適な補修方法を選択してください。
今回は屋根塗装の補修方法についてまとめました。
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